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αGEL YOYO(R)

ゲルマクロス

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すべてはお客様の安全のために

αGELYOYO製造工場ではホッチキスの全社使用禁止である。代わりに紙ホッチキスを使用している。当社はウレタン発泡素材を使用し、自動車関連商品、床材、ソファ、寝具等を製造しているが、商品の一つにベビー用紙おむつがあり、過去に一度だけ、ホッチキスの針が混入したことがあった。同社にとっては納入先との取引停止にまで発展するような事故であった。これを機会に、工場内部だけでなく、事務所棟内でも、全面ホッチキス使用禁止となった。事務所からの書類に付いてくる針が混入することを防ぐためだ。

しかし、これでは外部から郵送されてくる書類にホッチキスが使用されていた場合は防げない。そこで、当社では郵便物は一度総務課に集約され、総務課長自ら全ての郵便物を開封する。ホッチキスが使用されている書類からは全て針を外し、代わりに紙ホッチキス(Paper Stapler)によって留められた書類が、各担当者に配布される。

総務課長は定期的に社員の引き出しをチェックし、万が一、既存のホッチキスが入っていた場合は、有無を言わせず没収している。

「絶対に」と言い切るための努力

縫製加工工場に取っての命取り(お客様との取引停止)は商品への針の混入である。強力な電動ミシンでの作業ゆえ、数日に一度針が破損する。その破損した針が商品に混入していたら大変な問題となる。

当社では針の混入は「絶対に発生しない」。方法は「針の復元である」。過去同工場で破損した針が全て分厚いファイル上に復元されていた(二つに割れたらその二つの針が、五つに割れたらその五つ、全てのパーツが、ファイルの各ページ上にセロテープで貼り止めされていた)。つまり、万が一針がかけた場合、工場の全ての作業が中止され、全従業員が一斉に破損した針を探し出すのだ。この作業は破損したパーツが全て見つかるまで、徹底的に行われ、その間、縫製作業はストップし、必ず針は復元されるのだ。

過去に一度、どうしても針の先端が発見されなかったことがあった。数日間探してもどうしても出てこなかった。それがある日女性従業員がやってきて「社長、見つかりました」と小さな針先を手渡した。なんと彼女の指に刺さっていたそうである。痛みを感じて近くのクリニックにいったところ、ドクターが「針がささっていましたよ」と言って彼女の指から抜いてくれた。社長は、その針を大事そうに彼女から受け取り、唯一復元できなかったその針を完成させた。

尚、粉々に砕け散った針の場合は、磁石を持ってきて、そこに吸い付いたカスを集めて、針を復元するという徹底ぶりである。

「世界に通用する品質管理・保証体制を構築し顧客の求める品質の製品を適切な価格で適時、適切に安定して供給することにより 第一に顧客、その結果として社会、従業員の満足を得ること」を企業方針とするタイカは、品質に徹底的にこだわる企業です。