定年まで働ける仕事に就きたい
私は小学生のころから、「定年退職するまで安定して働ける仕事に就きたい」と思っていました。周りの友だちは「アイドル」とか「野球選手」などの、いわゆる年相応の夢を持っていましたから、私のこの一見つまらないとも言える希望は、相当異質だったように思います。
事実、私のこの「定年まで働ける仕事をしたい」という目標を聞いた友だちは、「え~つまらないくなぁい?」という反応を返すことばかりで、あまり理解はされませんでした。

実は、私がこんなことを思い始めたのには理由があります。私の両親は学生時代から恋人で、社会人になってから順当にゴールインしたそうですが、娘の目から見ても「幸せな結婚生活」には見えなかったのです。一体何が原因でそうなってしまったのかは知りませんが、両親は顔を合わせればケンカばかりで、家の中はいつもギスギスと嫌な空気が立ち込めていました。私はそんな「結婚の成れの果て」とも言える二人を見て育ったのです。

そのため、私の心には「誰かと結婚なんてしない方が幸せ」という思いが強く根を張ることになり、「一人で生きていけるよう、しっかりと安定した仕事に就きたい」と考えるようになりました。私の希望は、あこがれでも何でもない、自分の身を守るために子供なりに考えた結論なのです。

今私は大学2年生ですので、来年はいよいよ就活が始まります。今のご時世、安定した仕事先を探すのは難しいと分かっていますが、それでも大企業なら中小よりは定年まで勤められる確率が高いはず。しっかりと就職活動をこなし、何とか良い仕事先を見つけることを誓っている私です。