ホワイトカラーの仕事がしたい
僕は大学を卒業後、父親の強い勧めもあって「建設業界」に就職しました。それから5年経過した今でこそ何とか仕事にも慣れて、日々つつがなく過ごしていますが、この業界に入った当初は「いつ辞めようか」ということばかり考えていたのです。
それもそのはず、僕は実は「頭を使う業務」の、それもいわゆる「ホワイトカラー」と呼ばれるような職に就きたかったのです。僕の大学の友人たちの間では、「会社も管理部門に入ってしまえば安泰だよな」とか、「どうせ社会に出て働くのなら、目指すはホワイトカラー」といった意見や風潮があったのですが、これに影響されていた形です。

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実際、大学3年になってから解禁された各企業への就職活動でも、僕はホワイトカラーを志向して説明会を受ける会社を選んでいましたし、それ以外を選ぶつもりはなかったのです。ですが、現実はなかなか厳しく、結局僕は大学4年の冬になっても、どこからも内定を得ることが出来なかったのです。

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当然、こんな僕の考え方を父は良しとはしませんでした。卒業も目前に迫った年の正月、帰省した僕から「留年してでもホワイトカラー目指す」という話を聞いた父は、「甘ったれたことをぬかしているんじゃない!」と激怒しました。そして、正月で世間は休みにも関わらず、自分の知り合いの建設会社社長に連絡を取り、そのまま僕を無理やりその会社に内定させてしまったのです。


もちろん最初は、僕もひどく反発しました。「自分の人生なのに、どうしてここまでのことをされなくてはならないんだ」と、父や今の会社の社長を恨みもしましたが、今は彼らに感謝しています。それは、当時の甘えていた僕に、働く意味を教えてくれたからです。